AK100II、DP-X1、Fiio X7と比較的短い間隔でDAPを買い換えてましたが、FiioX7からは買い換えてないですね。
もともとJH Audio AngieIIを買ったのがX7に買い換えた要因だったんですが、今思うとある意味いいタイミングでの出会いだったのかも。
先ずはFiio X7を1年使ってきて、良いとこをまとめてみます。
売りは何と言ってもアンプモジュール。
ESSのDACも良いんですが、DAP&ポタアンっていうかさばるモノを持ち歩かなくて良いのは一番のアピールポイント。
NO AMPのAM0以外市販されているものはコンプしたので一応比較。
- AM1 本体に付属。イヤホンようなのモジュールなのでパワーはまぁそんなに。それでもDP-X1、AK100IIより上かな。省電力なのでバッテリーは一番もつ。
- AM2 ミドルパワーモジュール。ちょっと色付けがあるかな。高音が強めに出るけど、全体的にブーストされてる感じ。
- AM5 ヘッドホン向けハイパワーアンプモジュール。JH Audioとか鳴らしにくいイヤホンもこれでOK。HD650もいい感じ。低音が増すイメージだけど、音場が広いんで低音の量感で潰されたりせず見通しが良い。IE80との相性も◎
- AM3 バランスアンプモジュール。AK、DP-X1と同じ2.5mm。アンバランスのパワーはAM2未満。バランスは2.5mmのプラグが不安なのとコストをかけただけのメリットを見いだせてないので数回使っただけ。
- AM2A AM1のパワーアップ版。パワーはAM2以上AM5未満、音場はAM5程広くない。個人的には省電力とパワーを兼ね備えるバランスタイプだと思う。
アンプモジュールのお値段も1万円台、Fiioの公式だと時々半額セールしたりするのでかなりお得。
個人的な好みはAM5、AM2A。
AM5のホール感はすごく好みなんだけど、本体がかなり暖かくなる&電池の減りが早いのがネック。
普段使ってる64Audio ADEL U10との組み合わせだとGAIN LOWで聴き疲れするのでAM2Aが現状のベスト。
アンプモジュールはサクッと着脱できるタイプじゃないので持ち歩いて出先で差し替える、みたいな使い方はできない。
それでも、組み合わせるイヤホン・ヘッドホンに合わせて差し替えて聴き比べできるのはすごく良いと思う。
ソフト面も去年後半にβではあるけど3系のFirmwareが公開されて、Android4から5に上がった。
2から3にアップデートするのWindowsが必要だったり、手間がかかるのがデメリットかな。
正式版が出たらオヤイデが郵送アップデートしてくれたりするんだろうか?
3系も当初安定しなかったみたいだけど、毎週のようにアップデートがあって、どんどん改善されてる。
中華DAPだととりあえずモノを出してFirmは後から、ってのが多いみたいだけど、改善されないまま更新ストップとかもあるみたいなのでFiioは割と安心。
2から3で曲のスキャンが遅くなったけど(それでも十分早い)、アルバムによって、表示されない曲があったりプレイリストに入らない曲があったりしたのが修正されたのが良かった。
最近はWiFi繋いでると歌詞を勝手に探してくれたりって機能がついた。使ってないけどw
あとはボリュームがボタンだってことも個人的には良いとこかな。
AKとかDP-X1とかボリュームダイヤルを採用してるけど、高級感あるけど、重かったり緩かったりみたいなこともあるのでボタンがシンプルで良い。
ボリューム一気上げたい時は押しっぱなしか画面の右端をなぞると一気に上げ下げできる。