ラズパイのディストリはvolumio2を使ってたんだけど、lunixの世界がそうであるように色々なディストリビューションが存在する。
volumio以外でオーディオ用だとちょっと調べただけでも
・moode audio
・lightMPD
・symphonic-mpd
・runeaudio
あたりが出てくる。
symphonic-mpdはラズパイ3b+には対応してないようだし、メンバーにならないとダウンロードできないようなのでパス。
runeaudioは更新が遅くて2016年で止まってるのでこれもパス。
lightMPDはimgがないのでSDカードをFAT32でフォーマット、ダウンロードしたファイルを自分で展開、設定を自分で書き換える必要があってちょっとカジュアルに試す感じじゃないかなぁ。
でもリアルタイムカーネルはいつか使ってみたいので時間を見つけて試したい。
というわけで最近のversion5でimgが配布されてるmoode audioをお試し。
etherってソフトを使うとimg選択、SDカードかきこみまでやってくれるので便利。
書き込みが終わったSDをラズパイに入れて電源オン。
1分くらいまってブラウザから moode.local にアクセスするとweb uiが出てくる。
volumioと比べるとちょっと玄人好みっぽいw
右上のmみたいなところから設定をいじれる。
UIはphpを使ってるせいか?モッサリ気味。
volumioだとSpotifyはプラグインを入れて使うようになってたけど、moodeは最初からBluetooth、AirPlay、Spotify、upnp、squeezeの機能を持ってて個別に選択して使うようになってる。
WiFi、HDMI、Bluetooth、LANも個別にオンオフできる。
ラズパイのWiFiではできないけどUSBのWiFiアダプターを使ってAPモードにできるのは良いかも。
あとデフォルトはCPUを目一杯使う設定なのでondemandにしないとラズパイがかなりホカホカになる。
I2S DACをHiFiberry dac+にして一度再起動。
fidataからレンダラーとして認識されたので早速使ってみる。
volumioも一応upnpのレンダラーとして使えるんだけどプレイリストへの追加&削除が遅いのとvolumioのキューには入らないので止めたりできないのがすごく不便だった。
moodeはプレイリストへの追加、削除もサクサク。
設定でI2S DACのボリュームを0dbにしないとweb uiから+を連打しないといけないのと、UIがモッサリなのでこれがけっこうストレス。
ヘッドホン使うときは0dbではマズイのでこの辺は改善してほしいところ。
Spotifyは転送レートが選べるので320kbpsに。
AirPlayはアップサンプリングの設定ができる。
肝心の音だけど、moodeよりvolumioの方が鮮度が高く好みに感じた。
--
moode 5.1が出てた。
web uiからアプデできる。
UIのモッサリが解消してレスポンスは普通になってる。
HDMI、WiFi、Bluetoothをオフにしてみるとvolumioと音はあまり変わらない気がする。
upnpの使い勝手が良いのでvolumioから切り替えても良いかも。