neoシリーズのストリーマー
ifi audioにはエントリーのzen、ミドルのneo、トップグレードのproシリーズがある
neo streamはその名の通り、neoシリーズのストリーマー
ストリーマーってなんぞや?ってのはネットワークプレイヤーとかトランスポートをストリーマーと呼ぶらしい
先にzenシリーズのzen streamが出てて自分も使ってるけど小型でRoonで使うなら使い勝手は良くて気に入ってる
zen streamではできなかったDoPでのDSD256、PCM768kHzまで対応でQutestのスペック上限までのフォーマットを扱える、光アイソレートできるOptibox同梱、というのが魅力で購入してみた
パッケージ
外箱にはMATRIXっぽい感じ NEOでかけてる?
中は2段になってて上段に本体、下段にACアダプター、Optibox、ケーブル等
Optiboxで使う両端SC-SCの光ファイバーケーブルも付属してるのはありがたい
ただ1mなのでお試し用みたいな感じかな?SC-SCの光ファイバーケーブルは光コンセントとONUを接続するものと規格が同じなので一千円くらいでAmazonで買える
トラブル、使えると思えるまでの試行錯誤&設定
初期ファームでRoonから認識されない、ファームウェアのアップデートしても内蔵DACは認識しないとか5分に一回音切れが発生してイライラするので一度返品した
年末に再度購入してみたんだが初期ファームウェアでRoonから認識されるしアップデート後も内蔵DACも認識する
昇降デスクといい初期不良を引き当てるタイミングだったのかもw
とはいえ15分くらいで一度音切れしたり、FireTVで動画見てる時に音切れが発生する
zen streamではこういうことはなかったと思うんだけど
まず疑ったのはUSBケーブル、電源
- USBケーブルは二股の電源ラインが別になったものを使ってるので普通の一本になってるものに変えてみる
-> これは結果的には多少マシになる程度で変わらない
- 電源をiPower eliteに変えてみる
-> これも結果的にはほとんど変わらない
ふとテレビ周りを自立スタンドに移動して家のほとんどの機器がWiFi接続になってるのでルーターのNATブースト?と思ってNATブーストを切ってみた
NATブーストは有線で接続してる場合はメリットがあるんだけどWiFiだとトラブルの元になったりするらしい
ウチで使ってるtp-linkのCA5400だとNATブーストが有効になってるとQoSが効かないのでこれもあるのかも
というわけでNATブーストを切ってRoonServerになってるintel NUCとneo streamの優先度を上げる
これで音切れらしいものには今のところあってない
【追記】
Roonで使う分にはやはり音切れは発生してしまうようだ Roonモードだと15分あたりで音切れする AIOでは音切れしたりしなかったり 内蔵DACは比較的安定してるが1時間程度で音切れしたのでないとは言えない AirPlayは問題なさそうなのでファームウェアでの改善はよ!
ネットワークオーディオってこういうところが難しいと思う
オーディオメーカーはネットワークのノウハウがないかあっても少ない、まぁ検証し切れない、ってのが正解か
Roonもそういうのはコミュニティ任せみたいな部分もある
ただ、これはこれでエンジニアっぽい人が多いので謎対応みたいなことをしてる人はそこまで多くない印象
zen streamとの価格差の価値はあるのか?
一番気になる部分はこれだよね
zen streamとスペック的には↓の違いがある
PCM | DSD | 出力 | ネットワーク | 内蔵DAC | |
---|---|---|---|---|---|
zen stream | 384kHz | 256(native)/128(DoP) | USB/SPDIF | RJ45 | - |
neo stream | 768kHz | 512(native)/256(DoP) | analog/USB/I2S/SPDIF(COAX,TOSLINK) | RJ45/Optical/M12 | ○ |
スペックだけで価格差3倍〜を許容できる人はあまりいないと思うけどロジックボードはzen stream、neo streamも同じらしい(こういう製品は基本SBC、ラズパイみたいなものを立派なケースに入れて〜って製品が多いと思う)
大きく違う部分はスペックにもあるけどIOボードでそもそもサイズも違うからできることも変わってると思う
実際音聴いてもOptibox使わない状態でもzen streamからアップグレードする意味はあると思う
Optiboxを使うとだいぶお買い得感がある、というのが個人的な感想
SFPポート付きでモジュールとか選べるものに比べると選択肢はないし中途半端なのかもしれないけど光アイソレーションの効果を体感できる良いパッケージだと思う