年末年始に電源ケーブルをいろいろゲットして取っ替え引っ替えしてみたわけですが、これはもうビョーキですね。
オーディオにおいて電源ケーブルはけっこう変化がわかりやすくて、合う合わないは別として変化はすぐにわかる。
試したものの傾向をまとめてみる。
塩田電線C1011
始めて買った電源ケーブル。
明工者のプラグとSCHURTERのインレット。
アンプで使った時はピラミッドバランスで低音はちょっと緩め。中〜高音は引っ込む。
繊細さがイマイチ、で付属ケーブルの方が良かった。
BDレコーダーで使うと映像がシャキッとして音も少しボリューム上がった感じに。映像機器との方が相性良さそう。
PS4PROで使うと同じように映像がクッキリしてHDMIケーブル変えたのと同じようなレベル。
audio-technica AT-PC600
三千円ちょいで買えるケーブルだけど、かなり優秀。
アンプで使った時は刺さりそうな音は適度に丸くなる。繊細さも悪くない。
全体的にクリアになった分低音が強く感じる。
BDレコーダー、PS4で使うと塩田電線程ではないけどシャキッとしていい感じ。
手持ちの機器では相性が悪そうなものはなかった。
現在はPS4PROで使用中。
acouatic revive power standard
全体的に底上げされる。求めていたものはこういうモノ。ただ定価がお高い。中古で程度がいいのがあったので買ってみたけど、新品はちょっと手が出ないなー安くなってたらもう一本ほしい。
現在はコンセント〜タップ間で使用。
ORB HC-F150C
power standardより太い。
アンプで使った時はピラミッドバランスなせいか迫力があって悪くないんだけど、ザラッとした音は丸めこまれて後ろに引っ張られる感じで、ちょっと合わないと感じた。
BDレコーダーで使うと音声がやたら小さくなってしまい、今までの音量で聴くためにはかなりのボリュームを上げないといけなくなり、ちょっと常用する感じではなかった。
DELAで使うとやはり音量が下がったように感じたけど、実際はすごいピラミッドバランスで中高音があまり出ないのでボリュームをあげる->低音がヤバイだった。
DACでもピラミッドバランスだったけど、さほど気になるレベルではなかったのでしばらく常用してた。
ちょっと相性が難しい。現状は出番なし。
PS Audio XPD
ORBより太いw
低音モリモリかと思うと、そんなこともなく。
クリアでスピード感がある。
ORBから変えるとけっこう丸め込まれた音があったことに気がつく。
アンプに使うと少しスッキリした?って感じだがオーテクに比べるとちょっとピークがあるみたいでちょっと使いにくいかな。
DACも同じPS AudioなのでDACに使ってみると付属ケーブルより温度感がちょっと下がるけど、背景の見通しが良くなる感じで相性は良さそう。
DACで使用中。
acrolink 7n-pc4020iii
at-pc600より若干太いくらいで取り回しも良い。
プラグとインレットはオヤイデ。
power standardと同じで全体的に底上げしてくれる。ちょっと高音よりかな。これも安かったらもう一本ほしいw
現在はアンプで使用中。
塩田電線とオーディオテクニカ以外は中古で程度良さそうなものを買ってるのでダメージはそこまでないけど、変化がわかりやすい分使いこなしが難しいアイテムですね。
なかでもオーディオテクニカのAT-PC600は長く売られてるだけあって、付属ケーブルから変えるといい方向に変わるので、正直これでいいんじゃね。って気がしなくもない。

audio-technica OFCパワーケーブル HiFiオーディオ用 2.0m AT-PC600/2.0
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