多芯のスピーカーケーブルを試してみたくなった
スピーカーケーブルはchord company epic referenceを気に入っててずっと使ってたんだが去年RCAケーブルを変えた時に癖というか明暗の明への変化に傾向が見えてしまってそこが気になりだした
ひとまずもっと前に使ってたQEDのperformance originalのプラグを変えて使ってみたんだが派手な感じになったり大人しくなったりはするものの滲みがやや気になる
chord companyは銀メッキ、QEDはOFCだけどどっちもより線で構造は同じ
線材や絶縁材の違いでしかないとどこまで行っても変わらない気がする
ずっと前にLANケーブルをスピーカーケーブルに転用の話とかをみてるとたぶん多芯構造が良い気がする
多芯といえばkimber kableが出てくるけど低音が出ない、わけじゃないけど量感がないイメージ
ふと思ったけどVienna Acousticsの代理店、naspecの扱いがあるwireworldも多芯だ
切売りも比較的手頃なので買ってみようと思ったんだが4層に細い線が複数入ってる構造で加工が大変そう
公式の加工動画をみてると工具で簡単に処理してるように見えるけどコレカッターとかハサミでやるのは神経使いそう
工具は売ってるみたいだけど一度使ったらそれっきりになりそうだし...
完成品で価格改定前の在庫があったので少し奮発してoasis8を買ってみた
使用感
ちゃんとしたケース入りなのはGood
方向性はあるみたいでアンプ、スピーカー側と分かるようになってる
アンプ側はYラグだと少し窮屈だったのでバナナに交換、スピーカー側はYラグで接続
音出ししてみた印象としては
- 思った通りスッキリした感じ
- 低音はしっかり出る
- (スッキリと関係してそう)空間表現が良い
多芯の一本一本が細く全体で捻れてる構造なので振動にも強そう
自己満でしかないけど少し長めを買ったので他ケーブルと触れないように余裕を持って配線できたのでヨシ
epic referenceと比べてしまうと地味な感じかもしれない
けど現状ではケーブルで色付けをするよりストレートに出した方が良いと思える