zen streamはストリーマーってカテゴリの製品らしい。
馴染みがある言葉だとトランスポートかな。
以前ラズパイ3b+をトランスポートとして使ってみたことがあったけどLANとUSBが競合するので実用には至らなかったw
zen stream自体もvolumioベースらしいし興味があったのでポチってみた。
結論からいうとウチの環境ではスタメンに入る感じではなかったもののopenHomeやめてroonに行くとかdelaをやめてNASを入れ替える時なんかは十分選択肢になると思う。
スタメンに入れなかった理由としては
・AIOでないとopenHome、Spotify、AirPlayが使えないがopenHomeのプレイリスト追加が遅すぎる
・モード切替時の挙動が不安定(電源切ってモード切替ならOK)
・IP固定できない(ので有線での使用だとLANケーブル差し替えたりするとレンダラーが見えなくなったりそのまま固まったりする)
・最新ファームウェアが不安定(これ書いてる時点では2.29.8)
あたり。
プレイリストのレスポンスとSpotify、AirPlayが安定して使えるなら普通に使いたいんだけどな〜ってのが現状。
パッケージに入ってるペラ1だとDACはUSBポートのどっちでも良さそうに見えるんだけど下段がDAC用で上段はストレージ用になってる。
期待してたのはdelaを置換えできないか?ってところだったんだがsynology ds216j(minimServer2/assetupnp)ではほぼほぼdelaと並ぶ音になりつつも上であげた不安定要素だったり機器を追加するほどのメリットを感じられなかった。
電源はTOPPING P50とiPowerの12vを試してみたがP50(15v0.8a)では眠い音、iPowerの方が良かった。
これはラズパイの時もFIDELIXとP50で近い感じがあったのでトランスポートにはスイッチング電源を使った方が好みみたい。
openHomeのプレイリストを諦めてdlnaのレンダラーとして使うなら大丈夫か?と思って以前bubbleupnpでopenHome化したので再度入れてみようと思ったけどsynology用はdsm6までで家のsynologyはdsm7にあげてしまったため対応versionがない。
docker版を使えばいいんだけどcpuがintelじゃないと提供されていないのでこれもNG。
この手段は使えない。
色々試してみたりしたけど常用できる状況ではないのでfirmwareの熟成を待つ、かな。
あとはiPowerより良いスイッチング電源を用意するとかも試してみたいけどコストかからないものだとGaNくらいかなぁ。
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zen stream自体は良い製品だと思う。
ウチのユースケースに合わなかっただけでw
導入するとハッピーになれそうなのは
・DAC付きのアンプ、ミニコンポを使っててSpotifyとかAppleMusicなんかを使ってるがスマホでの利用のみでスピーカーから音を出してみたい
・PCから直接USB DACに接続して音楽を聴いている
こういうケースだとzen streamは有用な選択肢になりそう。